日々欠かせない作業となっているスマホの充電。
何パーセントから何パーセントまで充電すればいいのか、気になることもありますよね。
結論をいうと、20%を目安に充電を始め、80%くらいになったら終えるのがベストです。
その理由についてこれから説明していきますね。
もくじ
スマホの充電は何パーセントから何パーセントまで行うのが良い?
はじめにお伝えしたように、スマホの充電は電池残量が20%の時に始めて80%で止めるのが良いです。
厳密に20%で始めて80%で終えないとダメということではないので、この数値を目安にしてみましょう。
スマホの充電を行う上で注意していきたいポイントをいくつかまとめたので、以下の項目も参考にしてみてください。
充電0%、100%の状態はバッテリーに負荷がかかる
スマホの充電が0%の状態で放置すると、バッテリーの劣化が進んでしまいます。
では充電100%ならいいのかというと、そういうわけでもなく、100%の状態もバッテリーに負荷がかかります。
そのため、充電状態は0%や100%といった極端な数字にしない方がいいんですね。
20%-80%がすわりのいい数値になります。
就寝中の充電はバッテリーの劣化を早めてしまうかも
寝る前に、スマホを充電器にセットするという人は多いと思います。
ただ、これをやってしまうと、朝起きた時、満充電100%になってしまうケースがあります。
100%状態は、バッテリーに負荷がかかります。
ただ、機種によっては、80%を超えると充電を緩やかにしてくれるなど、100%にならないよう配慮してくれるものもあります。
充電しながら操作するのはNG
気がついたら電池残量が10%を切ってしまった。でも、
「ゲームをしたい!」
「Youtubeを見たい!」
「SNSをチェックしたい!」
ということってありますよね。
そんな時は、つい充電したまま操作する“ながら充電”をやりたくなってしまいますが、これはNG行為。
バッテリーの劣化を早めてしまいます。
充電しながらスマホの操作は行わないようにしましょう。
スマホ端末に熱がこもらないよう注意
バッテリーは熱に弱いので、スマホ端末に熱がこもらないよう注意しましょう。
電池の温度が45度を超えるとダメージが発生するといわれています。
気温の上がる夏場は注意ですね。
冬も暖房器具のそばに置くのは止めましょう。
また、充電中はバッテリーが熱くなるので、スマホカバーをつけていると熱がこもりやすくなります。
スマホカバーを装着している場合は充電中は外し、熱がこもるのを防ぐことをおすすめします。
OSをアップデートする
最新のOSにアップデートすることで、消費電力を少なくできるケースがあります。
古いOSを使っている場合は検討してみるのもいいですね。
新しいOSにすることで不具合などが解消し、使い勝手がアップすることもあります。
充電器は純正品を使う
端末を購入した際、充電器が付属していれば、その純正品の充電器を使うようにしましょう。
純正品でないと、何らかの不具合が出る可能性があります。
充電器が付属していない場合は、その限りではありません。
こまめな充電はバッテリーに負荷がかかる?
電池が少し減っては充電し、少し減っては充電し・・・というのを繰り返すこともありますよね。
この継ぎ足し充電に関しては、
- 「止めた方がいい」という意見
- 「問題ない」という意見
両方あります。
継ぎ足し充電がダメといわれていた理由は、「メモリー効果」と呼ばれる劣化現象があったため。ただし、これはニッカド充電池やニッケル水素充電池などでの話。現在主流のリチウムイオン充電池はメモリー効果が起こらないため、継ぎ足し充電をしても大丈夫だ。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO31369070V00C18A6000000/
上記の記事では継ぎ足し充電をしても問題ないとしています。
しかし、逆の意見もあります。
私の経験上では「継ぎ足し充電」というか、電池切れ状態や満充電に関わらず充電を繰り返すことも電池劣化に影響すると考えています。
https://time-space.kddi.com/mobile/20180801/2394
こちらの記事では、継ぎ足し充電でも電池劣化に影響するとしていますね。
明確な判断を出すことは難しいですが、充電の回数を増やすことで少なからずバッテリーへの影響はあるのかもしれません。
ちなみに、スマホの電池は消耗品なので、充電を繰り返すほどに劣化が早まります。
スマホに使われているリチウムイオン電池は、約300回充電を繰り返すと、およそ2~3割ほどバッテリーの容量が減ってしまうといわれています。
ここでの1回の充電とは、0%⇒100%にした場合を1回とすることが多いようです。
いずれにしても、バッテリーは消耗品。
劣化することは避けられないので、ある程度の割り切りも必要なのかもしれませんね。
電池の消耗を抑えるTips
ここからは、少しでも電池の消耗を抑えるコツを紹介していきます。
ディスプレイの明るさを抑える
『設定』⇒『ディスプレイ』から明るさの調整ができます。
明るさの自動調節をオンにしておくと、周囲の明るさに合わせて、ディスプレイの明るさも自動で調整してくれます。
また、スマホにダークモード(黒の背景)がある場合は、ダークモードにすると電池の消費を節約することができます。
位置情報をオフにする
位置情報を使わない状況では、こまめにオフにすることで電池の消費を抑えることができます。
スマホ画面を上から下に向かってスワイプしてステータス画面を表示します。
『位置情報』のアイコンがあるので、アイコンの色を確認します。
機能がオンになっていれば、アイコンに色がついています。
オフにするには『位置情報』のアイコンを1回タップするだけです。
使わないアプリは完全に終了する
ゲームアプリなど、遊び終わったアプリは完全に終了させることをおすすめします。
常駐させた状態だと、バックグラウンドで通信し続けることになるので、電池を消耗してしまうんですね。
こまめにアプリを終了することで、バッテリーの消費を抑えることができます。
モバイルバッテリーを持っておくのもおすすめ
こまめに充電をしておかないと、いざという時に電池がなくなってしまう不安もありますよね。
そんないざという時のために、モバイルバッテリーを一つ持っておくのもおすすめです。
まとめ
「スマホの充電は何パーセントから何パーセントまで行うのがベストか?」の問いは、
20%から充電を始めて80%で終える
が答えになります。
その他、
- 0%、100%の状態は避ける
- 充電しながら操作はしない
- 熱がこもらないよう注意する
などもポイントになります。