ひまわりを庭に植えてはいけないという言い伝えがありますが、これは迷信です。
気にする必要はないので、安心してくださいね。
今回の記事では、どうしてひまわりを庭に植えてはいけないといわれているのか、その理由、根拠についてまとめてみました。
また、ひまわりに関するポジティブな内容、庭植えでのひまわりの育て方についてもまとめています。
もくじ
ひまわりを庭に植えてはいけないというのは迷信!
ひまわりを庭に植えちゃダメというのは迷信です。
ひまわりは「火回り」と書けることから、火事を連想させたり、家計が火の車になるイメージを抱かせてしまう・・・
ということから、ひまわりを庭に植えてはいけないという言い伝えがあるんですね。
『日本俗信事典 動・植物編』と『うわさと俗信』
この2冊に、その言い伝えに関する記載があります。
秋田県、徳島県、奈良県の一部で伝えられてきたみたいですね。
ただ、これは単なる言い伝えで迷信です。
他にも、
- 開花が終わってしおれた姿が打ち首を連想させる
- ネガティブな花言葉(偽りの愛、偽りの富、悲哀など)がある
ことから、ひまわりを庭に植えるのは良くないという考え方もあるようです。
でも、これらは全てこじつけ、根拠のない迷信です。
ひまわりを庭に植えても何の問題もないので安心してくださいね。
ひまわりはこんなにポジティブ!【風水・花言葉】
ここまでひまわりのネガティブな情報を集めてしまいましたが、一方でポジティブな情報もたくさんあります。
風水
たとえば、風水ですね。
太陽の方角を向くひまわりは、陽の気を持っているといわれています。
また、黄色は金運アップにつながる色とされていますね。
ですので、風水的にもひまわりはすごくいい花ということになります。
西は金運を司るといわれているので、庭に植えるなら西の方角がおすすめになります。
今ひとつやる気が出なかったり、落ち込み気味な時に、ひまわりからパワーをもらうことができます。
花言葉
ひまわりの花言葉は、かなりたくさんあります。
最初の方でネガティブな花言葉(偽りの愛、偽りの富、悲哀など)があるという話をしましたが、実はポジティブな花言葉もたくさんあるんですね。
ひまわりの花言葉
あこがれ
情熱
愛慕
あなただけを見つめる
あなたを幸せにします
また、本数によってもいろいろな花言葉があります。
【本数別】ひまわりの花言葉
1本:ひとめぼれ
3本:愛の告白
7本:ひそかな愛
11本:最愛
99本:永遠の愛
108本:結婚しよう
999本:何度生まれ変わってもあなたを愛します
愛の告白やプロポーズをする時に、ひまわりを贈ったらとても素敵ですね。
プローポーズで108本の花束を用意するのは大変ですが・・・
ひまわりについてもう少し詳しく解説
開花前のひまわりは、太陽の動きに合わせて向きを変えます。
開花した後は東向きのまま動かなくなるんですが、それでも太陽を追いかけるってすごいですし、なんだかロマンチックですよね。
漢字にすると向日葵と書きます。
お日様を向く葵(あおい)。葵とは直訳するとアオイ科の植物という意味です。
でも、ひまわりはキク科の植物。
葵には太陽の方を向くという意味もあり、ひまわりの性質から葵の文字が使われたみたいですね。
英語で書くとSunflower、まさに太陽の花です。
ひまわりは夏の季語ですし、夏を代表する花ですね。
ひまわりの育て方【庭植え】
ひまわりは庭で育てることができる花です。
種からでも苗からでもどちらでもOK。
種をまく日当たりのいい場所を決めたら、40cmくらいの深さを目安に土を耕しておきます。
ひまわりの種をまくのはいつかというと、4月上旬~6月上旬頃です。
暖かい地域なら早めの時期に、寒い地域なら遅めの時期に種まきをしてください。
桜が散って葉桜になった頃を目安にしてもいいですね。
種は、20cmくらいの間隔を開けて、一度に2~3粒まいていきます。
その後、やさしく土をかぶせます。
水は欠かさずあげるようにします。
そうすると、1週間ほどで発芽します。
その後、本葉が出るようになったら、すくすくと元気のいい苗を残し、その他は間引きます。
水はいつまであげればいいか気になるところですが、庭植えの場合は、根付いたら水はあげないで大丈夫です。
(プランターの場合は、乾燥したら水をあげるのが基本です)
庭植えは雨が降った時に水分を補給できるので、基本的に水やりはいらなくなります。
ただ、あまりに雨が降らない時や、土がカラカラに乾いている時などは、水をあげてみてください。
本葉が4~5枚の頃に摘芯すると、見栄えのいい美しいひまわりに育ちます。
背丈が伸びてきたら、支柱を立てて支えてあげてください。
【まとめ】ひまわりを庭に植えてはいけないは間違い!
ひまわりを庭に植えてはいけないといわれる理由
- 「火回り」から、火事や家計が火の車になることを連想させる
- 開花が終わってしおれた姿が打ち首を連想させる
- 一部ネガティブな花言葉(偽りの愛、偽りの富、悲哀など)がある
これらのことが理由で、昔からひまわりは庭に植えてはいけないという言い伝えがありますが、迷信なので気にする必要はないです。
風水や花言葉をみても、ひまわりには明るい材料が多いですね。
何より、スクスクと育っていくひまわりを見ていると元気が出ますし、明るい気持ちになれます。