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反抗期が終わるきっかけはあるのか解説!言ってはいけない言葉、やってはいけないこととは?

反抗期が終わるきっかけ

子供の反抗期が始まって長く続くと、

「反抗期が終わるきっかけってあるのかな」

と思うこともありますよね。

ただ、残念ながら、わかりやすいきっかけというのはありません

いつの間にか治まってたということが多いんですね。

今回の記事では、反抗期が終わるきっかけ、いつからいつまで続くのか、親としての心構え、親が子供に言ってはいけない言葉についてまとめてみました。

子供の反抗期で悩んでいる場合は、よかったら参考にしてみてください。
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反抗期が終わるきっかけは? いつからいつまで続くの?

机に両ひじを付いて悩む子供

最初の方でも話したように、残念ながら反抗期が終わるきっかけというのはないんですね。

親としては、辛抱強く向き合っていく必要があります。

反抗期は個人差があるので、明快にいつからいつまでと区切ることはできませんが、小学生高学年~高校生くらいというケースが多いです。

一方で、高校生まで何もなかったのに、大学生になって突然始まるというケースもあります。

子供によってバラバラなので、あくまで目安として考えてみてくださいね。

反抗期の時期として一番多いのは、中学生の3年間ですね。

一番多感な時期なので、やむを得ない感じがします。

中学生になったと思ったら突然反抗期が始まり、卒業を迎える頃には治まっていたということは多いです。

ただ、繰り返しになりますが、個人差があるので、子供によって始まる時期やその期間はさまざまです。

親としては「疲れた」と感じることもあると思いますが、反抗期は永遠に続くわけではなくいつかは終わります。

我慢強く子供と向き合ってみてくださいね。

子供が反抗期に入った時の親としての心構え

男女の中学生の後ろ姿

子供が反抗期に入ったら、親としては一歩引いて見守ることが大切です。

反抗期というのは、正常ではない、ある意味では心の病気になったようなものですよね。

でも、これは誰もが通る道なので、いたって普通のことでもあります。

だから「うちの子はおかしい」と気に病む必要はないんですね。

理解することも難しいので、頑張って理解しようとする必要もないです。

もちろん、ムキになってやり合う必要もありません。

どんと大きく構えて、見守ってあげることが大切です。

子供は、今までの無邪気でいた自分から脱皮して、大人への階段を上ろうとしています。

子供の自主性・主体性を大事に、目の前の言動も、成長するために必要なことなんだなと考えてみてください。

それでも、どうしてもイラッとして感情的になりそうな時もありますよね。

そんな時は、俯瞰(ふかん)してみるといいかもです。

俯瞰とは、少し高いところから全体を見下ろすことをいいます。

第三者の視点で少し遠くから眺めてみて、冷静に、穏やかな口調で接してみてくださいね。

そうすることで、子供も冷静に自分自身を見つめることができるようになります。

反抗期の子供に言ってはいけない言葉、やってはいけないこと

反抗期が始まると、親としても、驚いたり、イラッとしたり、おろおろしたり。

悩んでしまうことも多いですが、反抗期の子供に言ってはいけない言葉もあります。

できるだけスムーズに反抗期が終わるよう、よかったら次の内容を参考にしてみてください。

「宿題しなさい」「片付けなさい」

「宿題しなさい」
「片付けなさい」

などは、親が子供に注意する定番の言葉ですよね。

でも、こういった命令口調で言われると、子供はカチンときてしまいます。

モチベーションも下がり、逆にやる気がなくなるというのはよくあることですよね。

思春期の子供はもう半分大人なので、子供扱いをするのは控えた方がいいです。

「宿題は終わっちゃった?」
「片付けはどう?進んでる?」

くらいのライトな表現にしておくと、子供が反抗することも少なくなるのではないでしょうか。

「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」

「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」
「お姉ちゃんなんだから言うこと聞きなさい」

そんなことを言っていませんか?

兄弟姉妹と比較されると、子供はダメージを受けます。

成績などでも比較してはダメです。

こういったことが積み重なっていくと、

「自分はダメな人間なんだ」
「自分は嫌われてるんだ」

と思うようになります。

兄弟姉妹を相対評価するのではなく、一人一人絶対評価するようにしてみてください。

比べるのではなく、その子一人一人に深い愛情を注いであげることが大切になります。

「どうしてできないの」「何度言えばわかるの」

「どうしてできないの」
「何度言ったらわかるの」

といった言葉はつい言ってしまいがちですが、止めた方がいいですね。

これらのネガティブな言葉は、子供の自己肯定感を下げてしまうといわれています。

親からネガティブな言葉を聞かされて育った子供は、

「どうせ自分は何をやってもできない」
「何をしたってうまくいかない」

と考えるようになってしまいます。

親の影響というのは本当に大きく、成人になっても当人を苦しめる要因になることも少なくないです。

ですので、ネガティブな言葉ではなく、

「きっとできるよ」
「よく頑張ったね」

など、ポジティブな言葉をかけるようにしたいですね。

「出ていけ!」

子供と口論になって、つい「出ていけ!」と言ってしまうことはありませんか?

親からこんなことを言われてしまうと、子供としても引くに引けなくなります。

本当に家出するしかなくなってしまうんですね。

子供が感情的になっていたら、同様にやり合うのではなく、一歩引いてみてください

子供が引くことは基本的にありません。ここは大人である親が冷静になってみましょう。

すぐに気持ちを落ち着けるのが難しいなら、その場を離れてもOKです。

家にいることが厳しい場合は、近所に買い物に行ったり、カラオケに行ったりして、気持ちを整理する時間を作ってみてくださいね。

「この子と付き合うのは止めなさい」

親としては子供の交友関係は気になるところですよね。

でも、仲良くしている子が不良だったり、ガラの悪い子だったとしても「この子と付き合うのは止めなさい」と言ってはダメです。

子供は、自分の交友関係を否定されると、自分自身を否定されたような気持ちになります。

それが親への不信感にもつながります。

誰しも、頭ごなしに否定されたら気分のいいものではないので気をつけたいですね。

メールチェック、持ち物チェック

スマホのメールチェックや、カバンの持ち物チェックは絶対にやってはダメです。

思春期の多感な時期は、プライバシーがものすごく大事。

チェックしていることがばれたら、親への信頼は音を立てて崩壊します。

そうなってしまったら、信頼を取り戻すことは簡単ではないです。

勝手にスマホのメールを見られたり、持ち物を見られたりするのは、あなた自身がやられても気分のいいものではないですよね。

子供との信頼関係を壊さないためにも、メールチェックや持ち物チェックは厳禁です。

まとめ

反抗期が終わるきっかけというのは、残念ながらありません。

自然と終わるのを待つしかないんですね。

最悪なのは、子供の意見を聞かずに親の意見に従わせようとすること。

これをずっと続けていると、反抗期が終わるどころか、親に反感、敵意を抱くことになってしまいます。

また、子供の本当の気持ちというのは子供自身もわからないことが多いです。

だから、わからないことを「ちゃんと話して」と迫っても、わからないのだから話しようがないんですね。

わからないことは放って見守ること。それが子供を尊重することにつながるのではないでしょうか。

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