レタスの葉をめくると、たまに黒い虫やアブラムシを目にすることがありますよね。
虫が苦手な人にとっては「ひぃー!」となってしまう一大事(?)
きれいに洗う方法や、食べても大丈夫なのかなど、情報をまとめました。
レタスやサニーレタスについた虫に悩んでいる場合は、今回の記事を参考にしてみてください。
もくじ
レタスについた虫や卵の洗い方
レタスに付着した虫や卵の洗い方について、2つの方法をお伝えしますね。
方法その1
大きめのボールに水を溜めて、お酢を少量入れます。
そこへ、はがしたレタスの葉を浸していきましょう。
お酢の作用で虫が浮き上がっていきます。
その後は流水でサッと洗ってしまえばOKです。
一度で取れない場合は、何度か繰り返してみてください。
方法その2
ボールに50℃くらいのお湯を溜めます。
この中にレタスを3分ほど浸します。
丸のままでも、はがして葉っぱの状態でもOKです。
その後流水で洗っていきましょう。
50℃くらいのお湯を使うと、レタスがシャキッとします。
購入後少し時間が経ってしまった場合は、この方法を使うと歯ざわりが蘇っておいしくなります。
レタスが虫だらけでも大丈夫?
レタスが虫だらけだと、食べても大丈夫なのか不安に感じることがあるかもしれませんね。
結論をいうと、食べて大丈夫です。
虫が食べるということは、農薬や化学物質を使っていない安全なレタスという証拠なので、むしろ安全なんですね。
逆に虫が1匹も見当たらない場合は、農薬をちゃんと使っている証拠ともいえます。
スーパーで販売しているレタスに虫が大量に付着しているというケースはあまりないと思いますが、たまに付着していることがありますね。
また、家庭菜園で育てたものや無農薬で育てたものは、虫が付着している可能性が高くなります。
レタスが好きな虫の種類
レタスに付着する虫にはどんなものがあるのかをまとめてみました。
- オオタバコガ・・・幼虫は体長15mmほどで緑色。
- ヨトウムシ・・・ヨトウガの幼虫で少し黒っぽい。
- ナモグリバエ・・・体長2mmほどの黒い虫。
- カブラヤガ・・・灰色っぽい
- ハスモンヨトウ・・・幼虫は体長17mmほどで緑色。オオタバコガと似ている。
- アブラムシ・・・体長3mm前後。あまり動かない。
- ナメクジ・・・成長すると60mmほどに。
- ミミズ・・・細長い赤い虫。
虫を間違って食べてしまったら・・・?
アブラムシはレタスと同じ緑色をしているので、同化してしまって気がつかないこともあったりします。
ただ、アブラムシは害虫ではないので、誤って食べてしまっても害はありません。
ナメクジに関しては、誤って食べてしまっても基本的に害はないのですが、ナメクジに寄生虫が寄生している場合は危険です。
広東住血線虫という寄生虫になります。
この寄生虫、ナメクジが通った後のヌルヌルにもいる可能性があるので、葉を1枚1枚流水で洗うことが大切になります。
過度に心配しすぎるのも考えものですが、ナメクジを見かけてしまった場合は、念入りに流水で洗う、または加熱処理すれば安心して食べられます。
レタスが虫食いだらけだったら・・・食べられる?
虫食いでレタスが穴だらけ・・・というケースもありますよね。
虫が食べるということは、農薬や化学物質を使っていない安全なレタスという証拠です。
だから、そのレタスはむしろ安全ともいえますね。
ただ、前述の寄生虫の問題もあるので、流水でよく洗うようにすることをおすすめします。
穴だらけのレタスは見た目にもイマイチですし、気持ち悪いという場合は、該当の部分はちぎって食べないようにしましょう。
レタスの苦味が苦手な場合
人によるかもしれませが、レタスを食べた時、苦味を感じることはありませんか?
これは、ラクチュコピクリンという成分のせいです。
苦いレタスとそんなに苦くないレタスがあるのは、このラクチュコピクリンの含有量が影響してます。
ラクチュコピクリンが多いほど、苦く感じるわけですね。
でも、ポリフェノールの一種なので体には良いです。
スーパーで買うレタスで苦味を強く感じるケースはあまりないかもしれませんが、家庭菜園などで育てた場合は苦味を感じるケースがあります。
そんな時は、水に数時間~半日ほどつけるのがおすすめです。
ラクチュコピクリンは水溶性なので、水にさらすことで溶け出していきます。
時間がない場合は、50℃くらいのお湯に数分さらすのが良いです。
これで苦味を感じることはほぼなくなります。
まとめ
レタスやサニーレタスに虫が付いている場合の洗い方についてお伝えしました。
お酢を少量加えるやり方と、50℃くらいのお湯を使うやり方、お好みの方法で試してみてください。
個人的には、50℃くらいのお湯で洗った方がレタスがシャキッとするのでおすすめです。