一升餅はどっちの親を呼んで祝うのか、用意するのは誰なのか、気になってしまうことありますよね。
一升餅は、できる限り両家の親と一緒に祝うことをおすすめします。
準備は誰が行っても大丈夫です。
今回の記事では、
- 一升餅はどっちの親とした方がいいのか
- 準備は誰がするのか
- 場所は自宅でいいのか
- 他に誰か呼んでもいいのか
- やらなくてもいいのか
- 一升餅の包み方、背負わせ方
などについてまとめてみました。
もくじ
一升餅はどっちの親と祝う? 準備するのは誰?
一升餅のお祝いは、可能な限り両家の親と一緒にやった方がいいです。
やっぱり、片方の親とだけ呼んでしまうと、呼ばれなかった方はモヤッとしてしまいます。
今後の関係がギクシャクしてしまうのは避けたいですよね。
一生に一度の1歳の誕生日祝い。
全員揃って笑顔で祝いたいところです。
特に赤ちゃんの時期は本当にかわいいので、我が子のかわいらしさを見て楽しんでもらいたいですよね。
また、どちらの親が一升餅を用意するという決まりはないです。
自分達で用意してもいいですし、両親サイドから「送ってあげるよ」という提案があれば、甘えてしまって大丈夫です。
気をつけておきたいのが、一升餅の風習は地域によってもバラツキがあるので、その地域の慣習に従った方がいいですね。
- 旦那さんの親が用意する
- お嫁さんの親が用意する
地域によって両方のケースがあるみたいです。
もし、どっちの親が準備するか揉めるようであれば、自分達で用意した方がいいかもですね。
一升餅の場所 どこでお祝いする?
一升餅で集まる場所は、自宅で大丈夫なら自宅でOKです。
ただ、両家の人間がそろうとなると、そこそこの大人数になります。
一例として、
自分達家族(3人)+男親(2人)+女親(2人)=7人
と考えると、7人が一堂に会するので、スペース的に大丈夫か考えておく必要はありますね。
場所に関しても特に決まりはないので、自宅が難しいなら、ご両親の実家を頼るというやり方もあると思います。
他には、お店や神社でお祝いするという方法もあります。
一升餅をお店でお祝いする
レストランや日本料理店でお祝いすることもできます。
お店は限られますが、個室で一升餅を用意してくれて、みんなでお祝いできるというプランがありますね。
また、旅行もかねて、旅館やホテルに行くのもいいかもです。
一升餅お祝いプランを用意してくれる旅館やホテルもあります。
一升餅を神社でお祝いする
一升餅を神社でお祝いすることもできます。
神社によって違いがあると思いますが、祈祷料を納めて・・・という形が多いです。
衣装を着てリュックに入った一升餅を背負ったり、選び取りができるところもありますね。
この辺は、神社によって内容が違ってくるので注意です。
自宅に呼ぶ余裕がない場合はどうしたらいい?
「自宅で一升餅のお祝いをしたいけど、スペースがない・・・」
「家族だけでお祝いしたい」
という場合もありますよね。そんな時は、
WEBカメラでリモートする
ビデオを撮って録画した映像を送る
というのはどうでしょうか。
WEBカメラを使ってリモートで映像を送る方法なら、ご両親の直接の参加はできないけれど、リアルタイムでその場を共有することができます。
WEBカメラを使ってZoomなどを使い、その映像をスマホで見てもらう感じですね。
または、スマホのアプリを使えばWEBカメラとして使えるようになります。
WEBカメラまたはスマホの性能によっては、映像が粗くなってしまうのが難点ではありますが、雰囲気は感じられるかなと思います。
もしくは、スマホやデジカメなどで映像を撮っておいて、後で映像を送るのもいいですね。
ただ、リアルタイム参加ではないので、ご両親としては不服かもしれません。
そのため、あらかじめコミュニケーションを取っておいて、不満が出ないように配慮した方がいいですね。
一升餅 他に誰か呼んだ方がいい?
一升餅のお祝いは、両家のご両親以外に呼んじゃダメということはないです。
1歳の誕生日のお祝いなので、もっとたくさんの人と一緒に祝いたいですよね。
おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の人を呼んでも大丈夫です。
ただ、その場合はやっぱりスペースの問題が出てきます。
場所の問題が解決できるなら、誰を招待してもいいですね。
お祝い事なので、わいわい楽しくやりたいです。
人数が多くなると、連絡が一部の人に届いていなかったり、トラブルが発生したりといったことが起きやすくなります。
一升餅は絶対にやらなきゃいけない?
とはいえ、一升餅は絶対にやらなきゃいけないわけではないです。
あくまでゲン担ぎのイベントなので、やらない方がいいかなと感じたらやらなくても大丈夫です。
体重が他の赤ちゃんよりも軽い場合、背負わせるのは怖いと感じる場合など、安全を考えて止めた方がいいと感じることもありますよね。
約2kgの重さなので、もしかしたら体を痛めてしまうかも・・・と親御さんなら考えてしまうと思います。
背負わせる時は、注意を払ってすぐに手を差し伸べるところで見守ることが大切ですが、無理にやらなくてもいいということですね。
一升餅とは? わかりやすく解説
一升餅とは、一升(約1.8kg/10合)のお米を使って作ったお餅のことです。
実際のところは、お餅になると水分を含むので約2kgの重さになります。
これを風呂敷で包み、斜めがけにして背負うというのが伝統的なやり方です。
風呂敷の代わりにベビーリュックに入れる方法もあります。
最近は、お餅を小分けにしたタイプもありますね。
一升餅を背負って立つことができれば万々歳。
でも、立てなくてもOKです。
立つことができた・・・自立することができる
立てなかった・・・両親のそばにいてくれる
転んだ・・・厄落としになる
立てれば縁起がいいのですが、立てなくても転んでも縁起がいいので、どうあっても大丈夫です。
また、一升餅の一升には『一生』の意味も含まれます。
一生健康で暮らせるように、一生食べ物に困らないように、といった願いが込められてるんですね。
ちなみに、一升餅には、背負い餅、誕生餅、一生餅、力餅、踏み餅などの別名もあります。
一升餅の包み方、背負わせ方【やり方についての動画】
一升餅を風呂敷で包むやり方については、次の動画が参考になります。
斜めがけにするタイプとリュックにするタイプ、2つのやり方がわかります。
一升餅の切り方・食べ方
お祝いが終わったら、一升餅は食べることができます。
ただ大きすぎてどうやって食べていいかわからないですよね。
丸型の一升餅は、まず半分に切ります。
半分に切ったら、縦に薄くスライスして食べやすい大きさにします。
こちらの動画が参考になりそうです。
もっと小さく切り分けたい場合は、最初に半分に切った時、さらに半分に切って、全体を4等分にするといいかもですね。
お餅が硬くて切れない時は、包丁をお湯で温めると切りやすくなります。
適当な大きさに切れたら、あとは好きなように食べてOKです。
焼き餅(磯辺焼き)
トースターで温めて、ぷっくりと膨らんだら、醤油をまぶして海苔を巻いて食べます。
お雑煮
トースターで焼いた後、野菜やお肉の入った薄味のお鍋に入れてお雑煮として食べます。
おしるこ
水に、こしあん(またはつぶあん)と塩を少し入れて煮立てます。
焼いた餅を入れて完成です。
食べきれない分は、ラップに包んでビニールにいれ、冷凍保存しておきましょう。
選び取りで将来を占う
古くからある1歳のお祝い事に、選び取りというものもあります。
選び取りとは、我が子の将来を占うイベントで、向いている職業だったり才能を推し量るものです。
昔は、部屋の中にいろいろなアイテム(文房具、おもちゃ、辞書など)を置いて、何を選ぶか?というのをやってました。
今は、実物ではなくて、アイテムが描かれたカードを並べるというのが多いかも。
選んだカードによって、
「こんな才能を発揮してくれるかも」
「こんな将来を歩んでくれたらいいな」
思い思い、話に花を咲かせることができますね。
といってもあまり深刻にならずに、我が子が何を選ぶか楽しむのが大事です。
まとめ
一升餅はどっちの親とするのがいいかは、両家のご両親と一緒がおすすめです。
準備についても、どっちの親がやらなければいけないという決まりはなく、自由です。
コミュニケーション不足にならないよう連絡はしっかり取り合って、楽しいお祝い事にしてくださいね。