コーヒーにミルクを入れてカフェオレとして楽しむのは一般的ですが、豆乳を入れるのもおすすめの飲み方です。
ただ、ミルク代わりに豆乳を入れると、分離してしまう問題も生じます。
そこで、今回の記事では、分離してしまう理由や分離しない豆乳コーヒーのおいしい作り方についてまとめてみました。
もくじ
コーヒーに豆乳を入れると分離する理由
コーヒーに豆乳を混ぜると白い塊になって、うまく混ざらないことがありますよね。
分離してしまうのは、熱と酸が原因といわれています。
このことにより、豆乳のたんぱく質が変化して凝固してしまうんですね。
塊になるのを防ぐには、コーヒーに豆乳を混ぜる際、豆乳を煮立たせない程度に温めておくことがポイントです。
こうすることで、珈琲と豆乳の温度が同じくらいになるので凝固しにくくなります。
酸味のあるコーヒーも分離の原因となるので、可能であれば酸味の少ないコーヒーを選ぶようにしましょう。
また、無調整豆乳は分離しやすく、調製豆乳は分離しにくいといわれてます。
調製豆乳には乳化剤が含まれることが多いので、乳化剤により混ぜやすくなるのかもしれませんね。
アイスコーヒーは豆乳を入れても分離しない
なお、アイスコーヒーに豆乳を混ぜれば分離することはありません。
分離するのは熱と酸が理由なので、冷たいアイスコーヒーなら、問題の一つが解決するからですね。
冷たいものが欲しいときは、迷わず豆乳アイスコーヒーがおすすめです。
分離しないおいしいソイラテの作り方
無調整豆乳でも分離しない、おいしいソイラテの作り方をまとめました。
- マグカップに少量のお湯でインスタントコーヒーを溶かす
- 豆乳を注ぐ
- レンジで1分前後加熱(500W~600W)
ポイントは、豆乳の量を多くすることと温めすぎないことです。
温めすぎると分離しやすくなるので、注意してください。
加熱時間についても、好みに応じて微調整してみましょう。
コーヒーと豆乳の割合は?
コーヒーと豆乳、どのくらいの割合にすればいいかは難しいところですが、分離させないようにするには、豆乳の割合を多くすることをおすすめします。
コーヒーに豆乳を入れるというよりは、豆乳をコーヒーで割るという感じです。
豆乳8:コーヒー2くらいの割合を目安にしてみましょう。
コーヒー一杯に大さじ何杯が適切?
おいしい豆乳コーヒーを入れるのに、大さじ何杯入れるのがいいでしょうか?
この辺は正直なところ好みになってきますが、マグカップに大さじ2杯(約10g)を目安にしてみましょう。
繰り返しになりますが、好みがあるので、濃い味が好きな人はもう少し多めに、薄い味が好きな人はもう少し少なめにして、調整することをおすすめします。
豆乳コーヒーはまずい? はちみつを垂らすのもおすすめ
豆乳コーヒーに糖分は含まれないので、甘さが足りず物足りなさを感じたり、人によっては「まずい」と感じてしまうことがあるかもしれません。
そんな時は、ちょっぴりはちみつを加えてみましょう。
量については、お好みで加減してみてください。
はちみつのほんのりやさしい甘さが、体にしみこんでいきます。
豆乳コーヒーのカフェインはどのくらい?
さて、単純においしいから飲みたい!豆乳コーヒーですが、気になるのがカフェインかもしれませんね。
大さじ2杯のインスタントコーヒーを使った場合、100mlあたり約60mgのカフェインが含まれることになります。
他の飲み物と比べると、玉露は160mgと多く、煎茶は20mg、紅茶は30mgです。
カフェインには、集中力を高めたり、運動能力を向上させたりといった作用がありますが、反面飲み過ぎると眠れなくなるなどの困った症状も出てくるので、摂りすぎには注意したいところですね。
豆乳にはイソフラボンが含まれているので、女性にとっては健康美容効果も期待できます。
豆乳コーヒーのカロリー
豆乳コーヒーのカロリーですが、100mlあたりで
- コーヒー 4.1kcal
- 豆乳 52kcal
となります。
コーヒーのカロリーは少なめですが、豆乳はそれなりにありますね。
まとめ
ということで、おいしい豆乳コーヒーの作り方についてまとめてみました。
豆乳8:コーヒー2の割合で作ることで、豆乳のまろやかな味わいにほっこりできるおいしい一杯を作ることができます。
カフェオレと比べてやさしい味わいにハマってしまうかもしれません。
よかったら、試してみてください。