風速3メートルはどのくらいの風の強さなのか、気になりますよね。
具体的には、
風速3M=時速10.8km/hで走った時に受ける風の強さ
と同じになります。
今回の記事では、
- 風速3Mはどれくらいの強さの風なのか、体感温度は?
- 釣り、キャンプ、焚き火、ゴルフへの影響
- 自転車は乗れるのか
- 洗濯物は干せるのか
などについて、もう少し詳しく解説しました。
もくじ
風速3Mはどれくらいの強さの風なのか?
風速3メートルとは、1秒間に3メートル進む速さの風です。
正式な表記は、3m/sと書きます。
といっても、これだとよくわからないので時速に直すと、
風速3M=時速10.8km/h
になります。
つまりは、時速10キロくらいで走った時に感じる風の強さということになりますね。
自転車だと少しゆっくりめのスピード、ジョギングだとそこそこ速めのスピードです。
ということでそこまで強い風ではなく、顔に風を感じたり、樹木の葉っぱが揺れるくらいの風力ですね。
ただ、天気予報などで発表される数字は平均風速なので、実際に感じる風の強さにはバラツキがあります。
風速3Mでの体感温度について
体感温度については、そこまで強い風ではないのでめちゃめちゃ寒いということはないと思います。
ただし、冬はちょっとの風でも寒く感じるので要注意。
実のところ、風速が1メートル増えると、体感温度は1度下がるといわれています。
つまりは、風速3メートルだと、体感温度は3度下がるんですね。
その日の気温が10℃だとすると、体感気温は7度です(寒い!)。
風速3Mで釣りはできるのか エギングは楽しめる?
風速3Mくらいなら、釣りへの影響はほとんどないです。
川釣りも海釣りも、 水面に少し波が立つくらいです。
とはいえ、瞬間的に強い風を感じることはあるので、その時は釣りにくいかもしれません。
エギングが風の影響を受けるのは、一般的に風速5Mくらいと言われています。
ですので、風速3Mくらいであればギリギリ大丈夫かなと思います。
ただ、風の強さは1日ずっと一定ではないので、少しでも風が強くなった時はエギング釣りが難しくなる可能性があります。
エギングは、主にアオリイカを釣るのに必要な仕掛けですが、船を出さなくても堤防から釣ることができるので、すごく手軽に楽しめるのはいいですね。
風速3Mでキャンプはできる? タープは大丈夫か
風速3メートルの中でもキャンプは行うことができます。
そこまで強い風ではないので、神経質になる必要はないと思います。
とはいえ、1日ずっと一定して風速3メートルというわけではなく、風が強くなる瞬間が出てきます。
タープを張ることもできます。
念のため、いつもより高さを低くして風対策をしておくといいです。
こうすることで、風のあおりをうけにくくなります。
さらに、タープの風上側を低くしておくと、風が中に入りにくくなるのでおすすめです。
風速3Mで焚き火やバーベキューはできる?
風速3メートルであれば、ギリギリ安全に焚き火を楽しめるレベルです。
YouTubeに風速3メートルでの焚き火の動画が上がっていました。
これを見ると大きな問題はなさそうですね。
ただし、風速5メートルを超えてくるとかなり危険になってきます。
庭で焚き火をする時は、周りに燃えやすいもののがないか確認しておきたいですね。
キャンプで焚き火をする場合は風上に注意し、火の粉がテントに降りかからないよう注意してください。
バーベキューをする場合も同じで、風速3メートルなら安全に注意すれば大丈夫だと思います。
とはいえ、瞬間的に風が強まることがあるのでそこは気になりますね。
周りに燃えやすいものを置かないようにするなど、安全には細心の注意を払って楽しんでください。
風速3Mでゴルフは楽しめる?
風速3メートルくらいであれば、ゴルフへの影響はあまりないです。
「ちょっと吹いてるかなあ」と感じる程度ですね。
少し風を感じるので気になることはあるかもしれませんが、風のせいでめちゃめちゃスコアが落ちた!ということはないと思います。
右利きの人が打つ時、風がアゲンスト(向かい風)だと左側に力が入りやすくなり、風がフォロー(追い風)だと右側に力が入りやすくなります。
風速3メートルなら、そこまで気になることはないと思いますが、一応注意するといいかもですね。
それでも、風が一時的に強まってプレイに影響が出ることはあるかもしれません。
風が気になる場合は、打ち上げる打球をなるべく減らして、低い弾道で攻めると風の影響を受けにくくなります。
風速3Mで自転車に乗れる?
風速3メートルであれば、ほぼ問題なく自転車に乗ることができます。
少し風を感じるくらいのレベルなので、自転車の走行に問題が出ることはないと思います。
ただし、向かい風は少しきつく感じるかもしれませんね。
前カゴなどにお米など重い物を入れて走行する時も、ハンドルを取られてふらつきやすくなるので、安全運転でいきましょう。
天気予報で風速3メートルでも、それはあくまで平均値なので、それ以上に強く吹く可能性もあります。
また、地域によって風の強さもバラツキが出てきますね。
基本的には大丈夫ですが、予報以上の風が吹く可能性も頭に入れておくことをおすすめします。
風速3Mで洗濯物を外に干しても大丈夫?
風速3メートルであれば、洗濯物を外に干しても大丈夫です。
洗濯物が少し揺れますが、風で飛んでいってしまうようなレベルではないので問題ないですね。
ただし、ずっと一定の強さの風が吹くわけではないので、突発的にグンと風が強く吹くことがあります。
その時に、洗濯物が飛ばされないまでも大きく動いたり、まくられてしまうことはあるかもしれません。
ですので、家を空けてしまう場合は、洗濯ばさみで留める箇所を増やしたり、グリップハンガーやハンガーストッパーを使っておくと安心ですね。
まとめ
風速3メートルは、時速約10キロで走った時に感じる風の強さになります。
そこまで強い風ではないので、イベントやレジャーに支障が出ることはほとんどないですが、予報で知ることのできる風の強さはあくまで平均値。
急に風が強くなることはよくあるので、念のため注意しておくことをおすすめします。